サンヨネ蒲郡店(愛知県蒲郡市)でまた買物に来たいと思わせてくれる不思議な店舗だと思った話。
サンヨネ 蒲郡店
〒443-0055
愛知県蒲郡市八百富町7-34
℡0533-66-1919
2004年10月市民病院移転跡にオープン
前回訪問 2008/06/07(記事6/8)
今回訪問 2012/09/04(記事)
不思議な店舗です。
店内に入ると活気のある繁盛店の様相。でも商品を見ると結構、こだわり商品が多い。尚且つ、通常商品は価格が安い。
全国的に見ても同じようなタイプの店舗を見かけたことがありません。
食彩賓館で言う所の“特異な店舗”です。
繁盛の理由は品揃えの豊富さと適度な品質と低価格。以前は客にある程度の品質を見極める目を要求するという印象があったが、最近は品質管理や商品管理のレベルが以前より改善されてどなたでも安心して商品を購入できる店に変貌しています。
不思議なのは商品紹介のPOPもそうです。ありきたりなフレーズを用いたものもあるが、良く考えられたPOPも散見。特に「ハム・ベーコン・ソーセージのサンヨネオリジナルと他社製品の違いについて」は、食彩賓館が聞きたかった「サンヨネ的こだわり」の説明がされていました。
サンヨネオリジナル商品は「調味料(アミノ酸)」「リン酸塩(Na)」「酸化防止剤(ビタミンC)」「発色剤(亜硝酸Na)を使っている」のに何をこだわったのかが不明だった。売場の人に聞いたが良くわからない様子だったのであきらめかけたところ、以下のPOPを発見。
つまり「増量剤」「カゼイン」「保存剤(ソルビン酸)」「PH調整剤(防腐剤)」を使っていないことがサンヨネ社PBのこだわりだと説明してくれています。
それがどれだけ「安心」につながるのかイマイチ不明ながら(笑)、食彩賓館がいつも言うところの「何を使っていて、何を使っていないのかが知りたい」という要求は満たしている。
これだけでも大変ありがたい。
さらにこちらの表示もナイス。「無塩せきの無とは発色剤不使用を指します」。
グッジョブです。
サンヨネ社は安いだけのスーパーではないし、誇大広告っぽい内容で消費者の購買意欲をそそるタイプのPOPを表示する店ではありません。良く勉強されていると思います。
センスはイマイチだけど努力に対して敬意を表します。
また買物に来たいと思わせてくれるサンヨネ蒲郡店訪問でした。
・地元の三谷水産高校と平松食品のコラボ商品。水産高校の実習船「愛知丸」で生徒が釣ったカツオ(青春カツオ)を使った「愛知丸ごはんシリーズ」。今回購入したのは「篠島しらすつくだ煮と明太子のごはんじゅれ」。添加物が効いていて美味しい([E:coldsweats01])。
・サンヨネPBの「吉田ポーク ロースハムスライス」。
・うずまきパンは地元で人気のパン屋「ミシマパン」さんの商品。
・対面で地場産ワタリ蟹が半額売切り。2ハイで400円と格安。
・サンヨネ本店製造「朝一番 けずりたてかつお節削り」。さすが元乾物屋さんだけあってナイスな商品です。
・サンヨネ 生クリーム食パン。イーストフード、乳化剤不使用。
・以前も購入したことがある「国内産じゃがいも、植物油とオホーツクの焼塩だけで作ったポテトチップ」。
↑・「塩キャラメル豆乳プリン」。食彩賓館が個人的に贔屓しているおとうふ工房いしかわ社の新商品。
・おいしさ優先「ごま小魚」。こちらもサンヨネオリジナル商品。
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